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CS-002ホーム / 茶葉 / 碧螺春

碧螺春:蘇州・洞庭の丘陵産、螺旋に巻いた緑茶

碧螺春は中国の品揃えの中で最も小さな葉の緑茶です。太湖のほとり、洞庭山で育つ緊い小さな螺旋。茶の列は果樹の間を走り、カップには花香と果実香が乗ります。

白い毛をまとった碧螺春の緊い螺旋葉をテイスティングシートに並べた様子

果樹の間に植えられた茶園

名前の意味は「緑の螺の春」。葉が巻いてできる小さな螺旋の形に由来します。茶園は江蘇・蘇州近く、太湖のほとりの洞庭山に座ります。テロワールを特徴的にしているのは植栽です。茶の列が果樹、びわ、梅、桃、の間を縫うように植わる伝統的な混作を、茶界は茶果間作と呼びます。葉は果樹がまだ花を付ける早春に芽吹き、カップには香り付けを一切せずとも花と果実の香気が乗ります。品種と湖畔の気候、そして畑で茶が果樹と隣り合って育った経緯がもたらす香りです。この自然の芳香ゆえに、碧螺春はしばしば中国緑茶のなかで最も香り高いと評され、ほとんどの高級棚で龍井の一段隣に座ります。両者を並べた比較を、名指しで求めるバイヤーもいます。香りの主張は棚で検証できるため、サンプル段階での確認がとりわけ重要です。

一芽一葉から緊い螺旋へ

摘採は早く、小さく行います。一芽一葉、最上位等級では芽のみです。釜炒りで仕上げますが、整形は龍井の正反対です。押さえて平らにするのではなく、白毛をたっぷりまとった小さな螺旋へと揉み込んで巻きます。揉みは、バイヤーが軽視しがちな工程です。葉が均一に開くか、粉茶に粉々になるかはここで決まり、丁寧な巻きと乱暴な回転の差は、一泡目で見て取れます。よくある欠点は揉みと整形のガイドが解説します。整形後は低温でゆっくり乾燥し、等級ごとに篩い分け、素早く包装します。ここまで繊細な茶は、待って良くなるものではありません。

カッピングシートと抽出の基準

項目基準プロファイル
乾茶締まった小さな螺旋、銀白色の毛、揃った粒度
水色柔らかな緑、明澄
香り花と果実の香気、フレッシュ。ジャスミンと核果の立ち上がり、添加物はなし
味爽やか、快い渋み、甘み、繊細なコシ
葉底全葉の小葉、芽は無傷、柔らかな緑
抽出条件基準
比率3g/150ml
湯温80°C
浸漬時間2-3分

80°Cが香りを守る一線です。これを超えると香気が火傷して苦味が前に出ます。条件はロットシートに載るため、メニューもラベルもそのまま印刷でき、店側と表記が食い違いません。アイスや水出しでは、同じ葉を低温で長く浸すことで、果実の香りを保ったまま角を取れます。季節を問わず杯を売るメニューでは、この両建てが効きます。

芽の密度と白毛が語るもの

碧螺春の等級は、要するに芽の密度と白毛の物語です。最上位等級はほぼ芽のみ、毛が濃く、締まって巻き、粒も揃います。等級を下がるほど螺旋はほどけ、色は深まり、カップは香水から素朴な緑の爽快さへ寄っていきます。どちらが抽象的に上というものではありません。1リットル単位でポットを注ぐホテルには、より安定した素直なカップが合い、30gのギフト缶には芽の濃いロットが見合います。当デスクは等級ごとに別プログラムとして価格をつけ、別の参考最小ロットを置き、ロット記録に摘採基準と芽の比率を明記し、候補を季節の基準と並べてカッピングします。袋の中身がシートと一致するための運用であり、こうして初めて、複数の等級を安全に並べられるのです。緑茶デスクの中で、この品目は香りの切り札を務めます。棚の物語はおのずと書けます。

碧螺春が棚を張れる場所

碧螺春は、鮮度を物語として売るバイヤーに合うお茶です。高級小売は芽の濃い等級を小袋と缶で取り、茶館は龍井と並べて注ぎ、得意客に飲み比べさせています。ECのプログラムは名前の認知を、果樹混作の説明コンテンツと組み合わせて使います。混作の物語は写真と文章の両方で語りやすいのです。一方で大量の外食では一般的ではありません。繊細なカップはビュッフェやミルクメニューの後ろで消えるためです。当デスクはそのようなアカウントを、より丈夫な緑茶、通常は雨前龍井か毛峰へ誘導します。がっかりしたポットの後ではなく、サンプルの段階で、チャネルに合わないことを申し上げます。

包装とOEMのメモ

小さく巻かれた葉と揮発しやすい香気は、包装の判断を重要にします。バルクはカートン内のフィルムライナー袋で動き、小売フォーマットは小型が基本です。25g、50g、100gの袋と缶。この茶は常備品ではなくご褒美として買われるからです。ラベルは仕向地市場の規則に従い、デザインは包装オプションで対応し、OEMパックの最小ロットは標準参考レンジに従い、プロジェクトごとに書面で確定します。この品目では缶が袋より賞味に強く、充填時の扱いが乱暴だと、白毛がパックの中で落ちてしまいます。

発注前に確認する項目

  1. 白毛と巻きの健全さ。濃い白毛、締まった螺旋、袋の中での破損の少なさ。
  2. 乾茶の香り。花と果実であって、平坦でも紙っぽくもないこと。
  3. 80°Cで基準とカッピング。まず快い渋み、その後に続く香気。
  4. 包装日と保管履歴。繊細な緑茶ほど速く褪せます。
  5. ロットごとの検査成績書。仕向地市場の範囲で。

等級とパックの構想とともにご要望をデスクへお送りください。書面のサンプル計画をお返しします。芽の濃い主役と実働等級を並べて届けるので、プログラムの判断は推測ではなくテイスティングで済みます。両等級の違いは、並べて飲めば一目瞭然です。棚と価格帯の構想をあわせてお知らせいただければ、等級の提案もあわせて行います。

バイヤーのよくある質問

添加物がないのに、なぜ碧螺春は花の香りがするのですか?

洞庭山の茶園は果樹と混作されており、若い春葉が品種とテロワールを通じて自然の花果香を帯びます。窯掛けも香料もありません。だからこそ安価な類似品の見分けもつきます。果実ではなく化粧品のように匂う香気は怪しいものです。

碧螺春に合う湯温は?

80°C前後です。小さく巻いた葉は早く出るため、沸騰湯は香気を火傷させ苦味を前に出します。葉の上から湯を注ぐグラス抽出は伝統的な方法で、カフェのメニューでも十分機能します。

最小ロットはどのくらいですか?

バラリーフは1品目50〜100kgの標準参考レンジ、小売パックはOEMのレンジで、いずれもプロジェクトごとに書面で確定します。芽の濃い等級はシーズン中、より締まった最小ロットになることがあります。

碧螺春と龍井を一つのプログラムで入れられますか?

可能で、実際に入れるプログラムは多いです。得意客が名指しで求める二大名です。各品目は独自の最小ロットとロット記録を保ちますが、サンプル、書類、輸送はまとめて動かせます。

輸送での壊れやすさは?

ほとんどの緑茶より壊れます。巻いた葉と白毛は加圧で傷むため、カートンの積みすぎを避け、小売の棚では袋より缶の方が持ちます。

必要な茶葉、対象市場、品目ごとの数量をお知らせください。デスクがサンプル計画、パッケージの選択肢、参考MOQを文書でご返信します。

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